味噌餡柏餅

昨日は、母が幻覚に出てくるほど逢いたいと思っている、千里在住の94才の叔母が、母の滞在するショートステイ先に来てくれました。
家族の想いとしては、叔母とわかる間に会わせてあげたい、と言う感じです。

ちょうど端午の節句、母の好きな味噌餡の柏餅を一緒に食べてもらおう！と思い、事前にいつものお饅頭屋さんに予約に父が行きました。

残念なことに、昨年から味噌餡は作っていないとのこと…
お饅頭屋さんのおじさんは母のことを覚えていてくださり、「奥さん味噌餡お好きでしたもんねえ」と。味噌餡でなければ予約も不要なので、そのまま店を後に。

そして何でもいいので、 と当日の朝 お饅頭を、買いに行ったら！

並んでいるではないですか
「みそ」 見間違いじゃないよね！


明らかに少ない商品数。もしかして、わざわざ作ってくださったの！？

葉っぱの下は石？
狐か狸にからかわれてるの？

じゃないよね。
お饅頭屋さんの店主が居らしたらお聞きしたい！と思ったけれどいらっしゃらなかったので、味噌餡の柏餅を持ってウキウキ帰りました。


そして母は、その柏餅を昼食直後だったのに、2コもペロリと平らげたんです。
大好きな山椒の葉っぱ入りの、味噌餡の柏餅を。


今日 父がお礼に伺ったところ、お饅頭屋さんのおじさんは
「有り合わせの材料でしたから、前みたいに出来なかったけど…」とおっしゃっていたそう。
やはり急遽作ってくださったのだと分かり、お饅頭屋のおじさんの優しさにウルウル…

よかった〜
本当に色々よかった〜
と思えたGW中の一日でした。


お昼をいただいた京料理のお店のランチョンマット。